2005年 12月 01日
キャラ語り~セレナ編
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書けたのでいちおうアップしておきます。構想中のルインリリースARのヒロイン(?)語り。
ほとんど作者用の覚え書きです…
「セレナ」の絵はこのへん⇒とかこのへん⇒に。
“オリキャラが答えるバトン” ~ セレナ編 ~
う~ん、う~ん。何だろうコレ…
「よ、セレナ。何悩んでるんだ?」
あ、エンリッジ兄さん。なんかね、アリス君から速達で変な手紙が届いたんだけど…
「速達で? 同じ敷地内に住んでるんだから手渡しゃいいのに…どれどれ。バトン? ああ、オレがアリスに回したヤツか」
バトン? って何?
「バトンってのはな…。…話すと長くなるから、あまり深く考えずに、ここに書いてある5つの質問に答えれば良いんだ。で、答え終わったら…、あー、それも後でいいや。よし、さっそく第1問いくぞ」
何だか面白そうだねー。質問に答えれば良いんだね。
「1.あなたについて軽く自己紹介して下さい。(登場作品、その作品におけるポジション、プロフィール等)」
自己紹介かあ。えーと、名前は「セレナ」。登場作品は、ルインリリースAR、っていうんだっけ? で、ポジション…?
「ヒロイン、って言っとけ言っとけ」
うん、じゃあヒロインってことで。次はプロフィール…。僕、自分のことあまり良く知らないんだよねえ…
「無理しなくていいぞ。知ってる範囲で」
気がついたらね、森の中で一人ぼっちだったんだよね。で、エンリッジ兄さんとアリス君と出会って、今は念動力研究所でお世話になってるの。あ、「セレナ」って名前は、エンリッジ兄さんがつけてくれたんだよ。
「つけたっていうか…」
?
「いや、ひとりごと」
兄さん…、やっぱり、僕が知らない僕のこと、何か知ってるんでしょう?
「…う」
やっぱり。僕だって何となくわかるんだよ。エンリッジ兄さんって、なんだか、初めて会った人じゃない感じがするもん。
「あー、それは、きっと、前世の記憶ってヤツだよ」
前世?
「そのへんについてはQ2でじっくり語ってやるからな。2.あなたの誕生秘話や、その後の変遷など。」
誕生秘話も変遷も何も、僕、記憶喪失なんだって。
「この問いはキャラじゃあ答えられないよなあ。作者の戸倉を召喚するか、オレが戸倉から資料を奪ってきて語るか…。戸倉召喚はめんどくさいから、資料を転送してもらって…、よし、届いたぞ資料が」
わー、早いねー。便利だねー。
「この資料、オレも出てくるらしいから緊張するなあ…。えーと、まず、RPGの四伝が完成してからルイリリができるまでに、ボツになったRPGシナリオが2つばかりあるって話はしたっけ?」
ううん、初耳だよ。
「お前はそうかもな。2002年9月の日記にこんなことが書いてあったぞ」
-----
09/23 (Mon) ~ 「水面下 謎プロジェクト履歴」
新作RPG 第1案 「ワールドクエスト」(c)2000
ネタ: 捨て子3人組が本当の親を探しに孤児院を旅立つ。 最後に世界滅びる。(最悪)
パーティメンバー: RN,D,RS (+EN?)
コメント: 捨て子が3人も‥‥。このネタだけで何パターンの話が作れるよ‥‥?
新作RPG 第2案 「RF」 (←コードネーム)
ネタ: 「天」の支配、「地」の反乱。
パーティメンバー: C,EN,RL,EL,A (+RS?)
コメント: とにかくENとRLのキャラが固まらなかった。日替わりで二人の設定(顔とか名前とか職業とか)が入れ代ってた。そして いい加減、記憶喪失ネタと両親不明ネタから離脱しようと決意(笑)
新作RPG 第3案 「るいりり」 (←コードネーム)
ネタ: 大陸縦横開拓隊。
パーティメンバー: EN,RL,LT(=RS)
コメント: 結局、EN=医師、RL=隊長キャラに落ち着く。元の鞘に納まった感じ。ワークエのRSさんが名前変えて参入。(←RLと名前で被るので) 「RF」のCやELエピソードも入れられるのだが、コイツらは「るいりり小説版」用に温存しとこうかと(笑)
-----
「この資料の中の、Cってのがお前で、ENってのがオレのことらしい」
へえー。兄さんって、「ワールドクエスト」時代からのキャラだったんだね。
「このときは超脇だったけどな(カッコと「?」つきだし…)。で、お前は「新作RPG案その2“RF”」の主人公として生まれたんだ」
わー、凄い。僕って主人公だったんだー! …あれ、もしかしてこのときも、僕って記憶喪失?
「えーっとどうだったっけな。資料資料…」
第3案のルイリリ(無印)のときは、小説版用に温存されちゃってたんだね。
「そうそう。その小説版ってのがARのことだから、戸倉にしてはちゃんと予定通りだな。…アリスはちょっと予定外だったんだろうけど。…あっ、“RF”の資料が出てきたぞ。…見たいような見たくないような…」
-----
キャラばなし(その1)
まず主人公は女の子。名前はセレン。(ネタバレ回避のため中略) 性格はわりとクールでマイペース? ショートカットで少年ぽい口調。なぜこのコが主人公かっつーと、やっぱ「(ネタバレ回避のため中略)」をやりたいので。一番感情移入しやすいキャラかな、と。
で、その取り巻き集団が曲者で。コンビかトリオかでバランスが変わってくる=名前・性格も容赦なく変わる(笑)
-----
「うっわ~ヤな予感が大当たりだぜー。最初お前、名前“セレン”だったのか! そうだったような気がしてたんだよな…」
セレン…、も、良い名前だよね。なのに何で今は“セレナ”なんだろう。
「まあ、セレンにするかセレナにするか、作者も最初っから最後まで迷ってたからな」
コンビかトリオかでバランスが変わってくる、って何のことだろう。
「…ああ。このへん突き詰めてくと、別人時代のオレやリロードが出てくるから程々にな…」
-----
~ ここに書いてあった資料はあまりにアレだったので削除しました ~
-----
これが別人時代の兄さんとリロードさん?
「うーわーうーわー(動揺)」
僕が兄さんとリロードさんのこと呼び捨てにしてるの、何だか新鮮だなあ。
「オレもかなり恥ずかしいセリフ吐いてるし…。前後に“リロード”のセリフが載ってたんだけどあまりにあんまりだったんで削除したし…」
つーか、この一連のセリフ、何?
「かなりクライマックスのイベントの会話下書きだな。だからみんな叫びまくりでテンション高いんだな…」
-----
***
「えっと、あの?
どうしたの? 何泣いてるのかな?
少女
「‥‥‥‥。
***
「よかったら、
おね‥‥じゃなくて、お兄ちゃんに話してみないか?
少女
「‥‥‥‥。
わたし、お腹、すいたの‥‥
***
「そうなんだ‥‥。
よし、じゃあ待ってて。
おにいちゃんが何か食べるもの、とってきてあげる。
少女
「おねえちゃん、このしゅうらくのひとじゃないよね?
どこからきたの?
***
「コラコラ、お兄ちゃんだって。
ボクは、ずーーーっと遠くの集落から来たんだ。
少女
「すーーーっと、とおく?
どうして、そんなところからきたの?
***
「ボクはね、
色々あって‥‥ひとりで旅してるんだ。
少女
「いろいろ?
***
「そうだよ、色々。
少女
「それと‥‥
なんでおねえちゃんダンソウしてるの?
***
「‥‥‥‥
-----
…これは?
「ボツシナリオセクトに入ってた文章。“RF”の序盤、お前が男装して一人旅して、とある集落に辿り着いたシーンだな。…あれ? なんでお前、男装して一人旅してたんだっけ?」
兄さんの所為じゃなかったっけ?
「そうだっけ?」
-----
*****
「逃げろセレン!!
今はとにかく逃げるんだ!!
*****
「後のことは考えるな!!
大丈夫、俺達に任せておけ。
俺達のことは、何の心配もいらないから・・・
-----
ほらー、僕の回想シーンに、こんなイベントが書いてあったよ。「*****」って5文字だし、明らかにエンリッジ兄さんのことだよね。
「あー、これは…、確か『お前を孤児院から逃がすオレ』な回想シーンだな」
で、僕が一人旅に出て、最初にパーティ入りするのがリステアさんって男の人で…、最終的には、兄さんも仲間に加わるんだったよね。
「あれ? でもおかしいな…。別パターンのオープニングの記憶もあるんだけど(テキストが見当たらないけど) スタート地点はオレの孤児院で、お前が親を探しに孤児院飛び出して、オレが心配になってお前の後を追っかけてく、ってパターンもなかったっけ?」
そういや僕、エンリッジ兄さんの日記読もうとして怒られたりしてたよね。(確か、兄さんがパーティにいると読めなくて、兄さんがパーティにいないと読めちゃったりするんだよね)
「そうそう、それ」
なんだか色々と混沌としてるね、“RF”ネタって。
「懐かしいけど、いまいちまとまりが無いんだよな…。…気を取り直して、ここからはさくさく答えられると思うぞ。3.最近経験した出来事の中で、特に印象に残っていることは?」
エンリッジ兄さんやアリス君と出会ったこと。
「よしじゃあ次、あなたの知り合い5人くらいについて、適当に語って下さい。」
知り合い、5人もいたっけなあ。
「別に5人挙げなくてもいいから、適当に適当に」
じゃあ…、まずはエンリッジ兄さんについて。良い兄さんだよ。大好き。
「……。つ、次は?」
次はアリス君かな。努力家だよね。毎日「修業」とか言って素振りとか走り込みとかしてるし。アリス君も大好き。でも、兄さんに対する『好き』とは微妙に違う『好き』な気がするんだ…。上手く言えないけど。
「…ふーん。あとは?」
あとは…、レティスバーグのお姉さん。念研の所長さんで、アリス君のお姉さんなんだって。優しいお姉さんで、大好きだよ。
「…そろそろ打ち止めか?」
うん、これ以上は思いつかないや。記憶戻ったら、知り合いもっと増えるのかなあ?
「戻るといいな、記憶。でも記憶戻らなくても、この先、もっと知り合い増えると思うぞ…」
そうなんだ。それは楽しみー。
「(あんま楽しい出来事ばっかじゃないけど…) よしラストー。5.バトンを回したい人々(何人でも)」
…? 回すってどういうこと?
「ああ、さっきの5つの問いを答えて欲しい人に回すんだ」
ああ、それでアリス君から僕に来たんだ。じゃあ、兄さんに回して良い?
「オレはもうとっくに答えちゃったからパス」
なあんだ…。…ねえこのバトンって、必ず誰かに回さなくちゃいけないの?
「いや、そんなことも無いぞ。お前で止めても良いし、「誰か拾って下さい」って風船につけて飛ばすのも有りだ」
じゃあ、そうする。
「そう言うと思って、風船にヘリウムガス入れといたぞ」
ありがとう兄さん。ここに手紙をくくりつけて…、誰に届くかな?
「さーなー」
ほとんど作者用の覚え書きです…
「セレナ」の絵はこのへん⇒とかこのへん⇒に。
“オリキャラが答えるバトン” ~ セレナ編 ~
う~ん、う~ん。何だろうコレ…
「よ、セレナ。何悩んでるんだ?」
あ、エンリッジ兄さん。なんかね、アリス君から速達で変な手紙が届いたんだけど…
「速達で? 同じ敷地内に住んでるんだから手渡しゃいいのに…どれどれ。バトン? ああ、オレがアリスに回したヤツか」
バトン? って何?
「バトンってのはな…。…話すと長くなるから、あまり深く考えずに、ここに書いてある5つの質問に答えれば良いんだ。で、答え終わったら…、あー、それも後でいいや。よし、さっそく第1問いくぞ」
何だか面白そうだねー。質問に答えれば良いんだね。
「1.あなたについて軽く自己紹介して下さい。(登場作品、その作品におけるポジション、プロフィール等)」
自己紹介かあ。えーと、名前は「セレナ」。登場作品は、ルインリリースAR、っていうんだっけ? で、ポジション…?
「ヒロイン、って言っとけ言っとけ」
うん、じゃあヒロインってことで。次はプロフィール…。僕、自分のことあまり良く知らないんだよねえ…
「無理しなくていいぞ。知ってる範囲で」
気がついたらね、森の中で一人ぼっちだったんだよね。で、エンリッジ兄さんとアリス君と出会って、今は念動力研究所でお世話になってるの。あ、「セレナ」って名前は、エンリッジ兄さんがつけてくれたんだよ。
「つけたっていうか…」
?
「いや、ひとりごと」
兄さん…、やっぱり、僕が知らない僕のこと、何か知ってるんでしょう?
「…う」
やっぱり。僕だって何となくわかるんだよ。エンリッジ兄さんって、なんだか、初めて会った人じゃない感じがするもん。
「あー、それは、きっと、前世の記憶ってヤツだよ」
前世?
「そのへんについてはQ2でじっくり語ってやるからな。2.あなたの誕生秘話や、その後の変遷など。」
誕生秘話も変遷も何も、僕、記憶喪失なんだって。
「この問いはキャラじゃあ答えられないよなあ。作者の戸倉を召喚するか、オレが戸倉から資料を奪ってきて語るか…。戸倉召喚はめんどくさいから、資料を転送してもらって…、よし、届いたぞ資料が」
わー、早いねー。便利だねー。
「この資料、オレも出てくるらしいから緊張するなあ…。えーと、まず、RPGの四伝が完成してからルイリリができるまでに、ボツになったRPGシナリオが2つばかりあるって話はしたっけ?」
ううん、初耳だよ。
「お前はそうかもな。2002年9月の日記にこんなことが書いてあったぞ」
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09/23 (Mon) ~ 「水面下 謎プロジェクト履歴」
新作RPG 第1案 「ワールドクエスト」(c)2000
ネタ: 捨て子3人組が本当の親を探しに孤児院を旅立つ。 最後に世界滅びる。(最悪)
パーティメンバー: RN,D,RS (+EN?)
コメント: 捨て子が3人も‥‥。このネタだけで何パターンの話が作れるよ‥‥?
新作RPG 第2案 「RF」 (←コードネーム)
ネタ: 「天」の支配、「地」の反乱。
パーティメンバー: C,EN,RL,EL,A (+RS?)
コメント: とにかくENとRLのキャラが固まらなかった。日替わりで二人の設定(顔とか名前とか職業とか)が入れ代ってた。そして いい加減、記憶喪失ネタと両親不明ネタから離脱しようと決意(笑)
新作RPG 第3案 「るいりり」 (←コードネーム)
ネタ: 大陸縦横開拓隊。
パーティメンバー: EN,RL,LT(=RS)
コメント: 結局、EN=医師、RL=隊長キャラに落ち着く。元の鞘に納まった感じ。ワークエのRSさんが名前変えて参入。(←RLと名前で被るので) 「RF」のCやELエピソードも入れられるのだが、コイツらは「るいりり小説版」用に温存しとこうかと(笑)
-----
「この資料の中の、Cってのがお前で、ENってのがオレのことらしい」
へえー。兄さんって、「ワールドクエスト」時代からのキャラだったんだね。
「このときは超脇だったけどな(カッコと「?」つきだし…)。で、お前は「新作RPG案その2“RF”」の主人公として生まれたんだ」
わー、凄い。僕って主人公だったんだー! …あれ、もしかしてこのときも、僕って記憶喪失?
「えーっとどうだったっけな。資料資料…」
第3案のルイリリ(無印)のときは、小説版用に温存されちゃってたんだね。
「そうそう。その小説版ってのがARのことだから、戸倉にしてはちゃんと予定通りだな。…アリスはちょっと予定外だったんだろうけど。…あっ、“RF”の資料が出てきたぞ。…見たいような見たくないような…」
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キャラばなし(その1)
まず主人公は女の子。名前はセレン。(ネタバレ回避のため中略) 性格はわりとクールでマイペース? ショートカットで少年ぽい口調。なぜこのコが主人公かっつーと、やっぱ「(ネタバレ回避のため中略)」をやりたいので。一番感情移入しやすいキャラかな、と。
で、その取り巻き集団が曲者で。コンビかトリオかでバランスが変わってくる=名前・性格も容赦なく変わる(笑)
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「うっわ~ヤな予感が大当たりだぜー。最初お前、名前“セレン”だったのか! そうだったような気がしてたんだよな…」
セレン…、も、良い名前だよね。なのに何で今は“セレナ”なんだろう。
「まあ、セレンにするかセレナにするか、作者も最初っから最後まで迷ってたからな」
コンビかトリオかでバランスが変わってくる、って何のことだろう。
「…ああ。このへん突き詰めてくと、別人時代のオレやリロードが出てくるから程々にな…」
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~ ここに書いてあった資料は
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これが別人時代の兄さんとリロードさん?
「うーわーうーわー(動揺)」
僕が兄さんとリロードさんのこと呼び捨てにしてるの、何だか新鮮だなあ。
「オレもかなり恥ずかしいセリフ吐いてるし…。前後に“リロード”のセリフが載ってたんだけどあまりにあんまりだったんで削除したし…」
つーか、この一連のセリフ、何?
「かなりクライマックスのイベントの会話下書きだな。だからみんな叫びまくりでテンション高いんだな…」
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「えっと、あの?
どうしたの? 何泣いてるのかな?
少女
「‥‥‥‥。
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「よかったら、
おね‥‥じゃなくて、お兄ちゃんに話してみないか?
少女
「‥‥‥‥。
わたし、お腹、すいたの‥‥
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「そうなんだ‥‥。
よし、じゃあ待ってて。
おにいちゃんが何か食べるもの、とってきてあげる。
少女
「おねえちゃん、このしゅうらくのひとじゃないよね?
どこからきたの?
***
「コラコラ、お兄ちゃんだって。
ボクは、ずーーーっと遠くの集落から来たんだ。
少女
「すーーーっと、とおく?
どうして、そんなところからきたの?
***
「ボクはね、
色々あって‥‥ひとりで旅してるんだ。
少女
「いろいろ?
***
「そうだよ、色々。
少女
「それと‥‥
なんでおねえちゃんダンソウしてるの?
***
「‥‥‥‥
-----
…これは?
「ボツシナリオセクトに入ってた文章。“RF”の序盤、お前が男装して一人旅して、とある集落に辿り着いたシーンだな。…あれ? なんでお前、男装して一人旅してたんだっけ?」
兄さんの所為じゃなかったっけ?
「そうだっけ?」
-----
*****
「逃げろセレン!!
今はとにかく逃げるんだ!!
*****
「後のことは考えるな!!
大丈夫、俺達に任せておけ。
俺達のことは、何の心配もいらないから・・・
-----
ほらー、僕の回想シーンに、こんなイベントが書いてあったよ。「*****」って5文字だし、明らかにエンリッジ兄さんのことだよね。
「あー、これは…、確か『お前を孤児院から逃がすオレ』な回想シーンだな」
で、僕が一人旅に出て、最初にパーティ入りするのがリステアさんって男の人で…、最終的には、兄さんも仲間に加わるんだったよね。
「あれ? でもおかしいな…。別パターンのオープニングの記憶もあるんだけど(テキストが見当たらないけど) スタート地点はオレの孤児院で、お前が親を探しに孤児院飛び出して、オレが心配になってお前の後を追っかけてく、ってパターンもなかったっけ?」
そういや僕、エンリッジ兄さんの日記読もうとして怒られたりしてたよね。(確か、兄さんがパーティにいると読めなくて、兄さんがパーティにいないと読めちゃったりするんだよね)
「そうそう、それ」
なんだか色々と混沌としてるね、“RF”ネタって。
「懐かしいけど、いまいちまとまりが無いんだよな…。…気を取り直して、ここからはさくさく答えられると思うぞ。3.最近経験した出来事の中で、特に印象に残っていることは?」
エンリッジ兄さんやアリス君と出会ったこと。
「よしじゃあ次、あなたの知り合い5人くらいについて、適当に語って下さい。」
知り合い、5人もいたっけなあ。
「別に5人挙げなくてもいいから、適当に適当に」
じゃあ…、まずはエンリッジ兄さんについて。良い兄さんだよ。大好き。
「……。つ、次は?」
次はアリス君かな。努力家だよね。毎日「修業」とか言って素振りとか走り込みとかしてるし。アリス君も大好き。でも、兄さんに対する『好き』とは微妙に違う『好き』な気がするんだ…。上手く言えないけど。
「…ふーん。あとは?」
あとは…、レティスバーグのお姉さん。念研の所長さんで、アリス君のお姉さんなんだって。優しいお姉さんで、大好きだよ。
「…そろそろ打ち止めか?」
うん、これ以上は思いつかないや。記憶戻ったら、知り合いもっと増えるのかなあ?
「戻るといいな、記憶。でも記憶戻らなくても、この先、もっと知り合い増えると思うぞ…」
そうなんだ。それは楽しみー。
「(あんま楽しい出来事ばっかじゃないけど…) よしラストー。5.バトンを回したい人々(何人でも)」
…? 回すってどういうこと?
「ああ、さっきの5つの問いを答えて欲しい人に回すんだ」
ああ、それでアリス君から僕に来たんだ。じゃあ、兄さんに回して良い?
「オレはもうとっくに答えちゃったからパス」
なあんだ…。…ねえこのバトンって、必ず誰かに回さなくちゃいけないの?
「いや、そんなことも無いぞ。お前で止めても良いし、「誰か拾って下さい」って風船につけて飛ばすのも有りだ」
じゃあ、そうする。
「そう言うと思って、風船にヘリウムガス入れといたぞ」
ありがとう兄さん。ここに手紙をくくりつけて…、誰に届くかな?
「さーなー」
by perquejp
| 2005-12-01 22:43
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